地形図鑑賞のいろは

01.そもそも地形図って
02.山登りとかハイキングとか
03.地理や近代史の研究とか
04.まったく実用を求めない読み方





01.そもそも地形図って

 国土交通省国土地理院発行地形図。
 多くの人にとって学校で習ったっきり縁のないシロモノだと思います。 そりゃ当たり前で、フツーに生活してたら道路地図とg○○gleマップで用事が足りるんだから仕方がないよね。
 でも、地形図にはそういう地図とは違う魅力、というか特徴があるわけですよ。と、言うわけで、読図を始める前にそのあたりをちょっとお話しておきたいと思います。




02.山登りとかハイキングとか

 地形図の利用!といって真っ先に思いつくのは山登りでしょう。たぶん。一番多く販売された2万5千分の1地形図が「穂高岳」であることからも、これは正しい推測だと思う。

<参考>刊行地図販売状況 (国土地理院のページに飛びます)

 では、なぜ山登りは地形図じゃないとダメなのか。いろいろ理由があるけれど、大きい理由は「日本全国どこでも縮尺が同じ」、「等高線がきちんと書いてある」ってことになるかと思います。
 街中だと「二つ先の信号を曲がってコンビニの隣のビルの・・・」といった道案内が出来ますが、山の中じゃ無理ですよね?自分の居場所を知る手がかりは、見えてる山とか谷とか川とか、とにかく地形になるわけです。その地形が正しく、詳しく書かれているのが地形図、ってわけですね。


▲例えば、こんな山ん中とかは地形図に頼るほうがいい気がする。




03.地理や近代史の研究とか

 地形図は地図です(←なんか妙な表現だ) だから、当たり前ですが建物もちゃんと書いてあります。この建物の集まり具合を地域ごとに見比べたり、昔の地形図と見比べることで地理や近代史の研究ができるってわけです。
 これは地形図がずっと定期的に同じ形式で作り直されていて、しかも古い地形図が入手可能なことが多い、という特徴があるからなんですよね。さすが、公的機関です。うむ。




04.まったく実用を求めない読み方

 ここまで紹介してきたのは「何かの役に立つ読み方」、つまり実用的な読み方でしたが、このさいとで扱っているのはまったく実用的でない(笑)、趣味としての読み方です。まぁ、ふざけた読み方といえるかもしれません。

 コンセプトとしては、
 ・等高線を読み、地形を愛でる
 ・建築物の形状、大きさを鑑賞する
 ・点在する地名の面白さを感じる
 ・記号やキャプションの裏を読み解く

「等高線」の読み方をより突っ込んで見てみたい方はこちらへどうぞ。
「建築物」の読み方をより突っ込んで見てみたい方はこちらへどうぞ。
「地名」の読み方をより突っ込んで見てみたい方はこちらへどうぞ。
「記号・表記」の読み方をより突っ込んで見てみたい方はこちらへどうぞ。


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